今回は、一番取り組みやすくて、比較的効果が出やすい食生活編についてお話していきます。
意識したこと
食生活では、主に下記のことを意識するようにしました。
・なるべく自炊
・添加物摂りすぎない
(働きはじめて1年目は料理も得意ではなく、ほぼ毎日コンビニ食でした)
・炭水化物メインで満たすのではなく、野菜とタンパク質多めに
・精製塩は使わず、自然塩
・麺類・パン類等、小麦粉摂りすぎない
(料理は基本、米粉、片栗粉、そば粉など)
・チョコレート等の甘いもの、白砂糖を控える
(料理は黒糖、てんさい糖、はちみつ等)
・良質な油を使う
(オリーブオイル、米油、ココナッツオイル、バター等)
・酸化した油はなるべく摂らない
・飲み物は基本常温の水、お茶、白湯など
・玄米を取り入れる
(合う合わないあるけど、私は白米+玄米を混ぜて食べるのが身体に合っていた)
これらを、ガチガチではなくゆるーく。
外食もするし、余裕ない時はコンビニ弁当食べる、白米食べたい時は食べる。
お酒も飲むし、お菓子も頂き物などはありがたく頂きます。
そんな感じで自分のストレスにはならない範囲で基本を整えました。
私は、何より食べることが好きなので、食事を楽しむ、食事に集中する、ということは大事にしています。
体調の変化を感じられるように
実践しているうちに、少しずつ体調の変化を感じられるようになりました。
例えば、
・外食が続くと溝落ち辺りが痛くなってくる
・小麦を取りすぎるとお腹の不調+腰や太ももが張って痛くなる
・油を取りすぎると生理前の頭痛が酷くなる、膝が痛くなる
・暴飲暴食が続くと風邪をひく
などなど
あとは、特定の食べ物を食べるとお腹が張ったり、調子が悪くなったり。
これはFODMAP(フォドマップ)と呼ばれているものに当てはまるということがわかりました。
FODMAPとは、小腸では吸収されにくい発酵性の糖質のことで、過敏性腸症候群などにも関係しているようです。
また、食べ物には陰陽や、五行などの属性(自然界に存在する物質を「木・火・土・金・水」の5つの性質に分けたもの)があります。
以前、薬膳の資格を取ろうと思い勉強したこともありましたが、その時の身体に必要な食べ物、そうでない物が体感的にわかるようになってきたので資格取得はやめてしまいました。
今自分は何を食べたいか?身体は何を求めているのか?ということを真剣に考え、「とりあえず空腹が凌げればいい」という食事はなるべくしないようにしています。
また、そのような「とりあえず」の食事をしてしまうと、「お腹は空いてないけどなんか食べたい」という状態になり余計に食べすぎてしまうということも。
脳が欲する食べ物と、身体が必要としている食べ物は別物です。
身体が求めているものを食べると、染み渡るような、心からの充足感を感じることができます。
身体が何を欲しているのかということを感じられるようになれたらベストですね◎
私は最近は、自分の料理が一番身体に合っていて美味しいと感じられるので、余計な外食をするくらいなら自分で作ったほうがいいと思うようになりました。
不調=悪者ではない
このように、食生活を意識するようにしてからは大体の不調が大幅に改善され、基本的な身体の調子はだいぶよくなりました。
たまに乱れて、限度を超えると、先程記載したような不調が現れるという感じです。
不調=悪者ではなく、身体がお知らせをしてくれているということですね。
また、胃なら肩まわりや腕の筋肉、肝臓なら大胸筋や、背中の筋肉、腸なら腰や太ももまわりの筋肉などなど
内臓にはそれぞれ関連している筋肉があります。
よって、内臓系の調子が悪いとコリや張りの原因にも繋がってしまいます。
誰でも一度は言われたことがある「よく噛んで食べなさい」
ちなみに、私の現在の課題は早食いをやめてよく噛んで食べることです。(笑)
よく噛むことによって唾液が出て、消化酵素が生成され、消化器系への負担を格段に減らすことができます。
「よく噛んで食べる」もうこれは基本中の基本ですし、そんな簡単なこと?と思うかもしれませんが、
かなり意識しないと忘れてしまうのと、空腹だと早く胃に食べ物を送りたいという気持ちが勝ってしまう為、なかなか定着しにくいのです(笑)
腸は第二の脳。メンタルとは相関関係
腸は第二の脳と呼ばれているほどで、メンタル面との関連性も大きいです。
腸が整えばメンタル面も整うということも。
もちろん、相関関係なのでその逆もあります。
・食事が乱れていれば心も乱れる、乱れた心だと乱れた食事を脳が欲する
・心の余裕がなければ食生活どころではない
・食事を整えても考え方やあり方が変わらないと根っこは変わらない
食事とメンタル面、どちらも平行していくことが必要だと考えています。
私も、長年の便秘は自炊を始めてから治ったのですが、それと共にメンタルの状態も明らかに良くなりました。
以前から心理学やカウンセリングの勉強もしていたので、その成果もあるとは思いますが、メンタル面についてはなかなか時間がかかります。
食生活は最初に述べたように取り組みやすく、比較的効果を感じやすいので、不調を感じている方は、まずは食生活の見直しを出来る範囲から取り組んでみることをおすすめします。
身体の変化を感じ取る
検索すれば、あらゆる健康に関する情報が出てくる現代ですが、
一番大切なのは、自分の身体の小さな変化を感じ取れるようになるということだと考えています。
例えば、マクロビオティックの考えや菜食、オーガニックなど自然派の食べ物、発酵食品等を積極的に取り入れて、
「いかにも」健康そうな生活をしているように見えても、実際は不調がたくさんある方、不健康そうな方、というのはわりと見かけたりします。
必要な栄養が摂れていなかったり、自分の身体には合わないものを食べていたり、神経質になりすぎてしまっていたり。
万人に合うものはありませんし、同じものでもその日の体調によっては合わなかったり、本当にそれぞれ、その時々です。
もちろん、明らかに身体に良いとは言えない食べ物はありますが、過剰摂取しなければ問題ありません。
私も情報を取り入れつつ、自分の身体でたしかめて、実験してきたような感じでした。
身体の状態を感じ、パターンなどがわかるようになってくると、自然にコントロールも出来るようになります。
例えば、パンや麺類は、2食くらい続くのは問題ないけど、それ以上続くとお腹張ってくるかな?とか、身体重いかな?みたいに、
自分の限度を知って、身体とうまく付き合っていくということです。
これらにはマインドフルネス的な考えに通じるところがあります。
そのことついては、また別の記事でお話ししたいと思いますので、今回はこの辺りで。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
仙台タイ式マッサージ&ゆらぎのリラクゼーションサロン ねはん
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